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【 2005年 04月 30日 】
太郎丸欠航から派生して
>taroさん

今朝も、元気だよ~~!!!

>朝は~頭が~回ってませんからぁ~~~。。。

いえいえ、朝こそ、活力の原点だ~~~!!!

>>>>>勝手にしてろ?>>>>はい。



そうすか、欠航すか。
安全第一ですよ。小生も昔、登山をしておったときも、下山(登頂をあきらめる)決断が一番重要なのだと感じておりますよ。
たいていの山岳事故は、無理して登頂→その下山途中に遭難ですからね。
そんなに大層なことでは無いのかもしれませんが、でも、船酔いでつまらない思い出を作るよりは、次回に期待して楽しく釣行したいですよね。

で、安全第一といえば、やはり、これでしょう
「脱線事故」(JR西日本)
ついに、やっちゃいましたよね。JRに限りませんが。

この事故の原因は、これから究明されるとして、
グローバルな視点から、安全について考えてみたいと思いますよ。

私の考える(持論かな)安全神話の崩壊原因は、
「コストダウン」これに尽きますね。

我々の建築(建設)業界では、もっと早くからこの現象が出ております。
とにかくコストを下げることを優先するのですから、材料も手間も下げ止まったらどうなるか、
もう、現場でいちいち安全のための足場を追加したりしないわけですよ。
無理して取付けておけ、なんて常識ですよね。
結果、労働事故があっても、元請けは知らん顔。
無理にやったお前が悪いんじゃないの、と言われるわけです。

製造業でもそうでしたが、今やサービス業でも出ておりますね。

コストの削減のしわ寄せはどこへ行くか、というと、
一番先に削除しやすい「安全」へ矛先が向くわけです。
とりあえずは、無くても作業は進みますからね。
事故さえなければ、無くても良いわけですから。

三菱自動車の件や、なんだっけ工場の爆発事故などもそうですよ。
安全をないがしろにした結果、ひとたび歯車がずれたら大事故になる他無いのです。
事故の予兆があっても、見なかったことにする。
尊い犠牲者が出るまで、隠せるものは隠す。シラを切り通す。
(そういった意味では、今回のJR事故の運転手もまた、犠牲者の一人と言えるかもしれません)

企業が社会的責任を負う立場として、取り組まねばならない重要な項目であるにもかかわらず、
利益のために後回しにして、
いざ、事故が起こったら、そのイメージダウンや、計り知れないですよ。
何億、の損害ですよ。

ルーチンとして安全を取り組んでいれば、億の金はかからないと思いますがね。

これが、今の日本のとんでもない状態であるということを、
一体どれだけのトップの人が理解しているでしょうかね。

企業は大きくなればなるほど、社会的責任も大きくなっている、
という基本的なことを、わかっているでしょうか。

その昔、松下翁が、
「私の社員は、何千人ではない。その家族を含めて、すべての生活が私にかかっているのだ」
と、話されておりました。(正確じゃないけど、そういう内容を、あとで見ました)
トップってのは、そうでしょ。

そう考えたとき、安全以外に、その生活を保護するものはないわけです。

私は、「安全はすべてに優先する」という持論を持っております。
コストにさえ優先する、と確信しております。

だって、ケガしちゃあ、なんにもならないでしょ。
労災だ、なんだといっても、痛いのは自分持ちですからね。バカバカしいですよ。
あさ、笑顔で出勤し、夕方笑顔で帰宅する。これに尽きますよ。

■■みなさんも、安全第一、安全運転で、過ごしましょう!■■
(重い話の、終りがこれかよ)
by torimie | 2005-04-30 06:42 | 組合 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from taromaruのつぶや.. at 2005-04-30 15:19
タイトル : 安全神話崩壊
>torimieさん いつもながらの早朝TBありがとうございます 今回の欠航は正...... more
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