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【 2006年 10月 22日 】
夢のガラス製CD
「ガラス製CD」なんていうので、全くのガラス製の凹凸記録したのかと思いきや、さにあらず。

以下の引用は、mixi『APPLE-STARRさんの日記』から(文面は勝手に編集)
CDは、まず感光剤に記録し現像、それを型にして樹脂(ポリカ)にプレスし、このプレス板にアルミを蒸着させます。このアルミ蒸着部分が、レーザーを反射して読み取るわけですな。それをさらに樹脂でサンドイッチすると、CDの出来上がり。
現代のメディアでも、製造過程はアナログレコードと同じ。(笑

ガラスに凹凸をプレスは出来ませんので、
通常の樹脂(ポリカ)部分をガラスに変えたものらしいです。
ガラス製CDとは、ガラス工芸品ではありません。(笑
手作りといっても、1枚1枚凹凸を刻んでる訳じゃありません。
大量生産工程ではないだけのことです。
でも、職人さんが1枚1枚彫刻刀で彫り込んでたりして。。。

それにドライブの問題もあります。
重量増に関わるサーボの増大は、音質面で影響が出るでしょうね。

孫子の代にCDが記録媒体として使われているのか、という疑問もあります。
その前に、その都度、違うデータ保存方法で記録していった方が現実的にも思います。

つーか、今の安価CD-Rの性能を上げることが手っ取り早いんですけど。無理か。

それと、実際の演奏通りに聞こえるって言うけど、これもはなはだ疑問。
ビット以上の音は再現できないわけですから、実際の演奏がビット制限されてたのか???

ガラスが完全に透き通っている、というのも極論ですし、変化を全く受けないというのも、ねえ。(苦笑

ともあれ、おもしろそうなものではありますけど。


思い出したが、『録音信号のチェックに使われていたガラス』とは、何を指す?
??なんのこと??不明。



 ガラス製の音楽CDが世界で初めて開発され、発売された。音のゆがみがなく、音質も劣化せず、デザインも美しい“夢のCD”だ。試聴した音楽評論家らからは、実際の演奏通りに聞こえると、驚嘆の声が上がる。手作りのため1枚9万8,700円(税込み)と高いが、開発者で発売元のN&Fレーベルの録音家、福井末憲さん(60)は「孫子の代まで大事にするCDを作りたかった」と普及に期待している。
 福井さんは、録音信号のチェックに使われていたガラスの優れた物理特性に着目。トエミ・メディア・ソリューションズ社の技術者、池田貢課長(52)とともに約10年かけて音楽用を開発した。
 CDは盤に張られた情報をレーザーで読み取って音にするが、現在のプラスチックの盤は透明度が完全ではないため読み取りも不完全。また日光や高温でもわずかに曲がり、音質が劣化する。これに対し、ガラスCDは完全に透き通っており、温度や湿度変化を全く受けないため、いつまでも同じ状態で聞ける。
 同レーベルはバッハ「G線上のアリア」などの録音を入れた第1弾を売り出したが、予約販売で入手まで約1カ月かかる。
 音楽評論家の諸石幸生さんは「数が増えれば価格も下がるだろうし、オーディオ・メディアが様変わりする可能性がある」と話す。東京・秋葉原の石丸電気や渋谷のタワーレコードで近く試聴も始まる。【梅津時比古】
(毎日新聞)

by torimie | 2006-10-22 08:00 | 音楽 | Trackback | Comments(4)
Commented by ぽるちゃん at 2006-10-22 08:51 x
昔のCDは 音に深みがあってよかった~~~
って 今の息子たちが大きくなったらいうんですかね~~~

デジタルなら どれも一緒だと思うんですけど・・・

たま~にレコード聴きますが やっぱり神経使って取り扱い 表面の最後の方には緊張しますね~~~

CD聞きながら眠ってしまった~~~は レコードではゆるされませんからね・・・そりゃCDに行くはずだ!!!
Commented by torimie at 2006-10-23 06:23
★ぽるちゃん★さん
レコードプレーヤーでも、オートリターンなら心配要らないッス!
ま、A面の終りっていうのは、緊張というか気にかけますよね。
それが、A面B面の編成のおもしろさに繋がっていたりもしました。
(AとBとで雰囲気変えたり、意味を持たせたり・・・)

>デジタルならどれでも
この問題は、ビットレート次第ってところですかね。
それ以上は再現不可能ですから。
そういう意味で、実際の演奏と同じというのは、疑問ということでした。
Commented by aragain at 2006-10-23 23:39 x
20日の呼称ネタといい、今回のネタといい、書き込みたいのはやまやまなのですが、只今若干物理的精神的余裕(10文字以上漢字を続けると読みづらいですね)がないので、調べ物も出来ない状況です。

といっても、新春放談を2回分聞き返したりしてみたのですが、例の呼称ネタの放送分が何年か分からない始末です。

もう少し時間を下さい。

それにしてもCDという媒体は、何年後まで存在しているのでしょうね。
Commented by torimie at 2006-10-24 05:27
★aragain★さん
いえいえ、こまめにご覧下さってありがとうございます。
暇が出来たときとか、思いついたときとか、ほかに時間を潰すことがなかった折にでも書き込んでください。

私も、人のことは言えないですね。新春放談、あれきり聞いていません(泣
なんとかしなければ、、、、、、(気持ちだけは焦る)

ところで、CDは当初100年とかいっていましたが、現在ではせいぜい20~30年みたいですね。蒸着のハガレと樹脂の問題のようです。
さらにDVDになると、2~3年とか。。。。
やはり、竹に墨で記録しましょうか。。。。。
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