朝のうちは、まだぱらついていた雨ですが、やがてやみました。
当初の予報よりも、早く回復傾向です。曇りですが。 気温は最高が19度ということですが、大体、平年並みです。 さて、昨日の続きを先にまとめていきます。 北面になります。(画像は、南面の完成) その他、角当ての役物などを取り付けます。 お昼を1時間ほど回りましたが、延長して完了しました。 午後の予定のこともあり、バタバタと撤収していると、向こうから一人の人がやってきました。 気軽に、自然に、「こんにちは!」なんて言ってくるから、こちらも呼応。 50代中頃の恰幅の良いオジサン。きれいな作業服の上下。 てっきり、御施主さんの関係者かと思い、返事をしました。 ところが…。 オジサン「今日は、何やってるの?」 とり三重「外壁の張り付けだよ」 オ「これ、紹介?直接?」 と「?(何言ってるんだこの人)」 だって、施主の関係者なら、どこに依頼したかわかっているはず。 ここの施主は、10年来のなじみのお得意様なのですから。 この時点で、変だなと思いました。 オ「今、雨樋っていくら?ナショナルのね、ふつうのでいいんだけど」 と「それは、現場を見ないとわからない。一口に、いくらと言えるもんじゃない。」と、けん制。 しきりに、普通のだといくら?と繰り返し聞いてきます。 この時点で、ははーん、どっかの営業マンかー。と。 もちろん、そんな話術には乗りません。大体、値段をいきなり聞き出そうとするのは、値段の話をしたいんじゃなく、話の切り込みをしたいだけなので、まともに答える必要なし。 それに、単価ってのは、積算の基本があっていくらになる、というものであり、紋切りにいくら、というものではありません。そんな程度の計算しかしない営業マンということです。万一、仕事をすることになっても、値段面で苦労するタイプです。^^ オ「どこそこの○○って会社知ってる?あそこ、金もらえないらしいねー」 と「そんな会社、知らんよ」 初対面の人間に、よその会社の悪口を平気で垂れ流す。しかも、金銭面。 こういう人は、他で、こちらのことも悪く言うので、始末が悪い。 これも、話のとっかかりが欲しいための話術。 現場を眺めながら、 オ「ほー、屋根を、こうしてあーして(勝手に説明を始める)」 と「いや、その部分は、なにもしてないよ」 オ「いやこれは、こうして、あーして、のはずだ」 と「だから、してないって!」 あふぉ、ですな。(笑) で、こちらも片付けで忙しいし、施主の関係者ではないとわかったので、適当に無視。 なーんか、一人でなんじゃかんじゃと喋っていましたが、テキトーにしておりました。 オ「どうも、アンタとは、気が合わんなー。気を合わせてくれないとー」と、のたまう。 オ「オレは、悪い人じゃないんだからサー。」だって。 と「自分からそういうことを言うヤツに、ろくなヤツはオラン」と言ってやりました。 まだ、ひとりでどうのこうのと言っておりましたが、もう、無視。 オレはこの辺の者ヤ、とか、こういう仕事をやっているとか。 やたらと、「アンタ、職人?親方?」「従業員?経営者?」と聞いてきました。 これも、もちろん、まともに答えませんよ。 おそらく、親方なら、仕事を持ちかけるつもりだったのでしょう。 とんでもない。こんな人間のところで、仕事なんできませんよ。 やがて、終始、一人で話して、向こうへ行きました。 えー、典型的な、ダメ営業マンですね。 第一、最初に、自分を名乗るべきで、その時点でアウト。 自分の責任の所在を名乗らない野郎には、こちらもまともに呼応する必要はありません。 (これは、私の信条です) 単価の聞き出しをするのも、ぶぁかとしかいいようがありません。 条件もわからずに数字だけ並べるのは、積算のなんたるかを理解していない証拠であり、どんぶり勘定と同じです。 そんなところで仕事しようものなら、仕事内容に関係なく単価の交渉させられ、泣きを見るに決まっています。 そもそも、初対面にそんな場所で金額の話をするようなのは論外です。 よその悪口を、気楽に喋るのも、論外。 前述の通り、こちらのことをよそで悪く言うに決まっています。 私が、その会社の関係者だったらどうするの? 相手のことを知るまでの間に、そういうことを切り出すのは、営業マンとして資格無し! 「気が合わんなー、気を合わせてくれよ」て、なんでだよ! そっちから声かけたんだろ!なんでお前に気を合わせなきゃならないのか。 相手に対するこういう姿勢は、相手を見下げてます。 つまり、施主に対してもそういう態度になりますから、要するに、お金さえ回収できればいい、という仕事になります。 我々の仕事は、施主のライフプランに携わらせていただく仕事です。 自分の家だと思って仕事しよう、とか、自分ならこうやってよくする、とか、そういうレベルの仕事をしていこうという取り組みをしているんです。 その上で、適正な対価をいただく。 施主を、お金の回収先なんてみているようでは、これも論外です。 まー、結局、その辺の仕事のない工務店の、うだつの上がらない営業マンってところでしょうか。 いや、押しが強かったので、成績は良いのかもしれません。(笑) こんな工務店に仕事をしてもらう施主も不幸です。 仕事をしている、業者も不幸です。 もちろん、私は、関わりたいとも思いません。 ちょっと、嫌な気分になった、お昼の出来事でした。 つーか、話術で負けた感じがするのが悔しい?(謎)
by torimie
| 2007-11-06 23:05
| 今日の業務
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Comments(6)
やり取りが目に浮かぶようでした
>つーか、話術で負けた感じがするのが悔しい?(謎) やっぱし?(笑)
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歩瑠(ぽる)
at 2007-11-07 22:01
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近所のお歳よりも近づいてくると要注意ですね~~~
「あっ、これもういらないの・・・」 と 剥がしたトタン欲しいと言い出し、 「剥がした物なら持っていいですよ・・・」 っていうと 「じゃー家すぐそこだから運んでくれるかい・・・」 「・・・・・・・」 困ったものです・・・(-_-;)
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ぽんこ
at 2007-11-07 22:56
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耐震偽装から始まり、建設業界は厳しい風の中で日々努力してますよね。
専門職である私も似たような経験あります。 我々同業者同士ならお互いの仕事の活動についての意見交換程度で終りますが、檀家でもない関係ない方がお金の話で聞いてくることは沢山ありますね。 人によってはあいまいな答えを嫌うひ人もいます。 コレだけするには幾らかかりますよ・・とある程度の参考意見程度でとどめてます。 あと、この人坊さんやってるのに中身は全然違い過ぎる・・という人たま~にごく一部ですがおられますね・・。(=д=: 自分に利益のある話ばかりするひと、利用しようと近づく人・・・。 私も色んな人見てきましたが、身近にまさかそんな人いるとは!?・・と驚きますよね。 (=ω=)
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torimie at 2007-11-08 05:12
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torimie at 2007-11-08 05:15
★歩瑠(ぽる)さん
あります!そういう人。 だからといって、施主のご近所さんだし、むげに断るわけにもいかないし、 結局、サービスしてきちゃいます(笑 お年寄りってさ、いつ(以下、自分もそうなりそうなので自主規制)
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torimie at 2007-11-08 05:22
★ぽんこさん
おやまぁ、ぽんこさんの世界でも、そういった事例があるんですね。 お互い、一般の方からは金額が見えにくい職業であるのでしょう。 かといって、安易にお金の話は出来ませんよね。 >自分に利益のある話ばかり… 残念ですが、います。 自己利益も、もちろん大事ですが、それだけでは業界は成り立ちません。 ちゃんとした仕事の対価をいただいた上で、社会還元、恩返し、その意識も必要です。 それが次の仕事につながり、ひいては業界の発展につながると思っています。 視野は広く持ちたいですねー。
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