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【 2008年 07月 26日 】
箱、完成(1)
いつもありがとうございます。

暑いです。以上。

さて、午前中に、打ち合わせ等を済ませ、半ドンになりました。
午後は、タイムカプセルに収める箱の続きをやりました。
前回、胴まで出来ましたので、今回は、フタを作ります。
懸案の材料ですが、別途、入手しましたが、実は仕事場にも残っていたようです。
親父殿が、置き場を変えていたようで…。



今回は、フタの作成部分ではありますが、細かく紹介しようと思います。

まずは、材料です。
0.4ミリの銅板を、胴の形状に合わせ、かぶさり分を加えて板取します。
角部分には、ステンレス番線(針金)を用意します。
形状が六角形ですので、角度を合わせて曲げておきます。
箱、完成(1)_b0036205_7151781.jpg

まず、耳巻きをします。“ガラ巻き”とか“から巻き”などとも呼びます。
美観と、扱いやすさと、辺部の補強が目的で使用します。
今回使用する番線は3.2ミリですので、3.2×3.14で、ほぼ10ミリの曲げ代になります。
その10ミリを3分割か4分割した感じで、曲げていきます。
すると、ぐりっと、丸く巻き込んだように曲がります。
箱、完成(1)_b0036205_7153066.jpg

今度は、裏返し、丸まってきたところへ、心棒を入れます。
この針金は、巻き込み作業用に別途準備した物です。
長めの針金ですが、片方の先端は、輪っかになってます。
この輪っかは、後で使用します。

で、巻き込み用の心棒ですが、銅板を叩きながら丸めるわけですが、
叩くのは、まっすぐに叩くのではなく、丸める方向に力を加える感じにします。
まっすぐに振り下ろすのですが、丸めるように力を入れます。
箱、完成(1)_b0036205_7154527.jpg

ある程度叩いたら、またひっくり返し、折り台に添わせて、丸め込みます。
これを数度繰り返すと、きれいに丸め込みます。

微調整しながら仕上げを叩き、出来上がりです。
そうしたら、心棒を抜かねばなりません。
ここで、先ほどの心棒の先端を使います。
あの輪っかを、釘やボルトなどに引っかけて、材料を引っ張ると心棒が抜けます。
まっすぐに引くのがコツです。
それと、丸めるときに、引き抜く側(輪っかの反対)に近い方で作業するのもコツです。
抜くときに距離が近い方が、余計な力を使いませんからね。

(つづく)
by torimie | 2008-07-26 14:25 | 組合 | Trackback | Comments(4)
Commented by 能登ざる at 2008-07-26 16:28 x
わーい! 骨壷だ♪骨壷だ♪
Commented by 太郎丸 at 2008-07-26 20:32 x
お疲れ様でした
無事に材料は確保出来たようですねー
どこでがめてきたんで(銃声
Commented by torimie at 2008-07-27 07:45
★能登ざるさん
えーーーー、そうなのーーーーー?
Commented by torimie at 2008-07-27 07:46
★太郎丸さん
材料は、せしめてきました(謎)
得意分野で(大謎)
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