いつもありがとうございます。
「屋根雨漏りのお医者さん」 今朝は7℃。日中は16℃。 朝のうち、小雨がありましたが、現場方面は曇りから晴れになりました。 黄砂がひどいようで、秋だというのに春先のようなかすみ具合です。 さて、テラス屋根の雨漏りということで、修理工事に伺いました。 木造テラスからアルミテラスに変えたところ、雨漏りし始めたということです。 何度も業者に見てもらったものの、お手上げになり、当方へ依頼いただきました。 結論からいうと、アルミテラスそのものの工事欠陥ではなく、それ以前に工事した金属サイディングの問題でした。 タテ張り材の下端役物の施工方法にミスがあり、それが雨漏りに繋がっていました。 コの字型の下端役物が雨水を受ける格好になるので、水抜き穴を開けておく必要がありますが、それが無いために、役物へたまった雨水は切り口端部から排出され、それが伝わって屋根下へポタポタと落ちていったのです。 しかも、木造屋根の時とアルミ屋根の時で、屋根勾配が異なる作りになってしまったことも要因でした。 以前も雨漏りしていたはずですが、屋根の上へ落ちていたので問題なかったと推測できます。 屋根が勾配違いで作られたため、屋根の下に落ちるようになり、大問題になったわけです。 加えて、何度もの修理のたびにコーキングをしていき、かえって雨水が裏面へたまるようになり、雨漏りがひどくなったのです。 今回の修理では、コの字型の役物に水抜き穴を細かく開け、端部からの排出を板金水切りで受け止めるようにします。 不必要な外壁材は撤去し、勾配に合わせた水切りなどを取り付けます。 役物と外壁材との取合わせ部分のコーキングをやり直します。 軒下へ潜り込むような作業ばかりですが、原因部分も判明しましたので、お客様も安心された様子です。 雨漏りが再発しないように、しっかりと工事いたします。
by torimie
| 2010-11-12 23:56
| 今日の業務
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ご案内
記事のご案内
最新の記事
記事ランキング
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
アクセス解析
フォロー中のブログ
ぽっとの陽だまり研究室 かきなぐりプレス ナイアガラ珈琲焙煎所 化猫堂(仮本舗) 日々奮闘!ブリキン日記 つながっているこころ 宮村浩樹のブログ 大阪市で金属屋根工事をし... [11+11] + (o... 86chanの作ってみたゎぁ 岡山県板金工業組合のブログ 邦邦の活動 かさこ塾かさこブログ2ち... 板橋の屋根屋 小林瓦店ブログ はなっちの音日記
勝手にリンクの類
タグ
屋根(1869)
外壁(1484) 屋根雨漏りのお医者さん(R)(1439) 家族(1201) 雨樋(832) 水切り(792) 青年部(648) 健康(377) シーリング(317) 屋根雨漏りのお医者さん(216) 道具(188) ウェブサイト(162) SHで撮影(138) スカイライトチューブ(138) サイディング(115) 周辺機器(103) 防水(93) 塗装(66) 小町(49) 行政(39)
ライフログ
ファン
ブログジャンル
画像一覧
ご案内
お問い合わせ
|
ファン申請 |
||