いつもありがとうございます。
今朝は6℃。日中は8℃。 雨上がりで、北西の風が強く吹き、気温も上がらず、寒い日でした。 さて、そんな真冬の寒さですが、屋根葺き工事です。 横葺き屋根になります。 いわゆるヒサシ部分ですが、小さい屋根でもやるべきことは大きい屋根と何ら変わりません。 まず、軒先部分に唐草を取り付け、改質ゴムアスルーフィングとの接点はブチルゴム防水テープで接続。 ルーフィングの壁立上がりは400ミリを確保し、重ね目はすべてブチルゴム防水テープ接合。 次に、横葺き屋根材を軒先側から順番に葺いていきます。 固定ビスは、タルキ位置に固定し、すべてシーリング処理しておきます。 立上がり壁際は、まくら木(捨て下地)を先行取り付け後、屋根材を立ち上げて固定。 そのまくら木に、タフモック(樹脂下地材)を水切り下地として取り付けて、取り付けビス部分をカバーするため防水テープを貼っておきます。 水切り寸法を採寸し、加工後、現場にて取り付け。 水切りの連結部分はハゼ掛けとし、水切りの両端部分は10ミリ程度の立ち上げ処理をしておきます。 この立ち上げ処理をしてあると、水切りで強風時に横方向へ入った雨水を止めることができます。 最後は、ハゼ掛け部分にマスキングテープをしてシーリング仕上げ。 屋根材色の補修塗料にて、ステンレス釘打ちした箇所をすべてタッチアップします。 (このあと、先に葺いてあった大屋根のたてひら葺き部分も、同様のタッチアップしました) 屋根表面をブロア吹きしたあとウエスにて掃除し、作業のために仮撤去した足場材を元に戻して、落ちている端材をマグネットで回収して、終了です。
by torimie
| 2011-03-02 22:18
| 今日の業務
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Comments(2)
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k-bankin at 2011-03-04 03:47
とあるハウスメーカー並の納め?
いや、それ以上ですよ。 手を抜いたら、後は落ちぶれるだけ! 信念を持った仕事が大事なんですね。 あっそうそう、ステンレス釘は手で拾ってくださいね。
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torimie at 2011-03-04 06:00
★越前山さん
イイと思った仕様は、さっそく真似をする、 ためになると思ったら、取り入れる、ということにしてます。 もちろん、大人の事情もありますから、100%の現場で出来るわけじゃありませんが、 自分を選んでいただいたからには、選んでよかったと思っていただける(いや、感じなくていいんですけど)工事を目指してます。 (むしろ、お客様は、“当然の工事”として受け止めていただいて結構なんです) ステンレス釘は、まず、落とさないようにします^^ 落とした場合は、場所と本数を覚えておいて、拾いますよ。^^(ずいぶんケチ)
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