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【 2011年 11月 07日 】
住吉・貸家(既存屋根解体)withゴッドさん
いつもありがとうございます。
屋根雨漏りのお医者さん(R)

さて、今週初めは、自然をXXする屋根の改修工事です。
この工事は、ゴッドさんに協力をお願いしています。
ソーラーシステム部分や取り合い部分で雨漏りしており、小手先では直せない状態です。
そこで、ソーラーシステムが付いている面だけですが、葺き替えすることになりました。

まずは、ガラスの撤去からですが、パッキン仕様ではなく、ボンド貼り付け仕様になっていました。
ネバネバのゴム系の接着剤でしたので、トーチランプで炙ってボンドをゆるめながらの撤去です。
1m×2.1mが20枚ありました。
1枚だけ割れてしまいましたが、ほかは、割らずに撤去できました。
住吉・貸家(既存屋根解体)withゴッドさん_b0036205_833177.jpg

次に、タテ葺きの金属屋根の撤去ですが、これがまた一苦労。
釘さえ抜けば外れると思いきや、ソーラー部分は気密度を高めるためでしょうか、コーキングを塗りまくってあります。
板金屋根1枚をめくるのに、コーキング切断し、密着しているところを、こじ開けながらの撤去になりました。
住吉・貸家(既存屋根解体)withゴッドさん_b0036205_833555.jpg

しかも、板金屋根を撤去してみたら、ルーフィングすら満足に張ってありません。
この画像でルーフィングが中途半端に映っていますが、これだけしか張ってなかったのです。
しかも、至るところで雨が侵入していましたので、これでは、入り込んだ雨を防ぐことはできません。
雨漏りし放題という状態ですが、当初の施工で基本に忠実にやっていれば、雨漏りも防げたかもしれません。

ソーラーシステムに傾注して、屋根の雨仕舞いがおろそかになったのかもしれませんが、
下葺き材がいかに大切な資材であるか、また、基本を守った施工が大事であるか、典型的な状況といえます。
小手先の修繕ではなく、屋根の葺き替えを決断して、よかったといえます。

ともあれ、解体作業に手間取ってしまい、今日の進捗は予定分ができませんでした。
ブルーシートでしっかりと養生して、明日、がんばることにしましょう。


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by torimie | 2011-11-07 23:56 | 今日の業務 | Trackback | Comments(0)
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