ちょっと話が長くなってきましたので、別途エントリーします。
参照:『河原田・A邸』のコメント ------------------------------------------------- ★のりこしさん >>鼻隠しに目立たないように墨を打って・・・ 水勾配も1,000分の1でいいので(実際にはやはりもう少し勾配を付けた)、その方法がいいかもしれませんね。 黒色の鼻隠しに墨を打つのは気が引けましたけど。 >金具ピッチが最低でも1尺2寸・・・・ 1尺2寸ってことは、1.193フィートで14.3インチか~~って、かえってわかんねーよ! 3.8437 x10の-17乗光年ですね???? (参照:「ユニマーケット(単位変換換算)」 http://www.unitmarket.jp/ ) (*゜д゜)_/☆(*゜□゜)ウヒッ!! え~っと、約360ミリピッチでつか。 これまた凄いことですね。まさにスピードが命。 ちなみに、そういった地域でも、600~450ミリでいい、という謳い込みでしたが、果たしてどうなのかな? >使い始めて約10年くらいだけど、いまだにクレーム無しです (*'-')//”パチパチ☆ワーイ ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ ------------------------------------------------- ★歩瑠さん >ポリカ製金具破損した例あり!それ以来 金属製のみ使用です!積雪や温度差にはもろかったです! (-""-;)ムム?? そういう事例もあるのか??痛し痒しというところなのかな~。 温度差は影響があるかもしれませんね~~。 しかし、積雪に対してはポリカの性質上(しなやかさが良いんだ、ということで) 大丈夫というはずではなかったのかな~~????(謎) 金属製と違って復元性をアピールしていたと思うのですが、 この事例だと限界を超えたってことなのかもしれませんね。 ------------------------------------------------- ★能登ざるさん >>鼻隠しに目立たないように墨を打って・・ >単なる自己満足の延長ですね。意見を述べてて寂しく・・・・ 安全性と要求単価への対応という意味では、相反する問題ですけども、 雨樋が外れるとかいった事故の予防としては、 金具の数を増やしておくくらいしかないわけですから、 自己満足とはいえ、可能なのであれば実行しておくべきだと思います。 あとから手直しするくらいだったら、最初にやっておいた方がいいですよね。 それこそ、明らかにコストが変わります。 施工速度を上げることは、要求単価云々を抜きにしても 企業努力(自助努力)として取り組む部分と思います。 まあ、無意味に速度を上げることが主眼になっては本末転倒ですが、 能登ざるさんの会社ではその心配もないでしょう。(⌒∇⌒) >東海地区の降雨強度を考慮すると、この様な大型角樋でも勾配が必要なのか? 意見の分かれるところだと思います。 一応、メーカーの施工指示では1,000分の1だとしても、メートルあたり1ミリですよ! 7メートルの軒で7ミリっすよ。これは、軒が水平だと仮定しての話です。 当然、現場では水平が確約されているわけではありません。 また、過去に施工した物件を数年後に見に行った折、 水平施工のところは砂などが溜まりやすいようです。 軒の水平も狂ってきていれば、5ミリや7ミリなんて吹っ飛んでしまいます。 結果、雨樋に負担がかかったり、部分的に水が停留したりしています。 ということを思うと、水平施工の樋でも、幾らかは勾配を取った方が良いと思っています。 たとえば先日の現場では、7メートルの軒樋で20~25ミリ勾配を付けました。 1,000分の3程度ですね。(半丸でしたらその2倍程度かな) あるいは、2階のたて樋が入ってくる1階の軒樋ならば、さらに多めにするとか。 集水器からの引き込みのエルボも90度がありますが、同様の理由で私は使用しません。 やはり、砂・ゴミが停留しやすいように思います。 たて樋の排水接続の際、配管業者がVUソケットで直結しちゃう場合に、 グッとソケットを押し込んでたて樋を押し上げることがあると、 90度エルボだと逆勾配になるおそれもあります。 これは、配管業者の施工レベルの問題ですが、実際にあります。 そもそも、ソケット直結は困るわけですが。。。。。。 >東海地区の降雨強度・・・・ M社は160、S社は120で設定しているようです。過去の気象データでいうと、 120というのが相当の豪雨の値、160というのは歴史的豪雨のうちの最高の値になるようです。 100ミリともなれば、まず、屋根から雨樋に水が入りません。飛び出します。 辺り一面びしょびしょなわけですから、水が飛び出したくらいどうってことありません 120や160が意味無いわけではありませんが、 先述の自己満足・先手予防の部類になるかと思います。 それほどの時間雨量のあと、たて樋の排水能力がなければ結局はあふれるわけですから、 集水器へ早く向かわせ、いち早くたて樋で排する。 という風に考えると、勾配ってのは侮る無かれ、なわけです。 >その特色上、勾配はゼロです 話が前後しますが、実は、これも重要な要素ですよね。 クレームまでは行きませんが、よく聞く「お小言」のひとつです。 『なんか、屋根が歪んでるように見えるんだよね~、、、、』とか。 商品が水平で表現することを商品価値とし、その種類を選択していただく以上、 建築物の表現部分としても、我々が考慮するところでしょう。 そのために大型になっているわけですし。 じゃあ、結局、勾配付けるのか付けないのか。。。。。。。 こうしましょう! 付けてないような、付けてるような、そんな感じで(自爆 (☆_@;)☆ \(`-´メ) >技術は日々進化していますよ あの冬以来(そのときね♪ウフッ)、メーカーとしてもその辺のリサーチをしているので、 仕様変更は頻繁に行なわれているみたいですね。 もし問題があれば、どしどし注文を付けましょう。 翻って、自分たちのためにもなりますからね。 ------------------------------------------------- ところで、この一連の記事で気になっていたのが、「ポリカ製金具」という言葉。 「ポリカ」なのか「金具」なのか、はっきり製っ!(う、う、うまい。。。我ながら) ※M社では「吊具」の呼称を用いています。微妙に納得したり。^^
by torimie
| 2007-04-22 06:22
| 今日の業務
|
Trackback
|
Comments(2)
北陸での雨樋は、シェア的にS社とM社が強いです。
また年々、今までの「角樋」以上を求めた「大型角樋」が多く取り入れてもらえるようになってきた気がしますが まだまだ元請をはじめとする現場サイドでは、排水能力や積雪対策など不安な要素が多いようです。 私のところはカタログや見本で売り込んだあと、反響があればすぐにメーカーさんのHPを進めています。 我々のような専門業者が当たり前として捉えてしまっている事や、 いまさら聞きにくいようなことも解りやすく解説してありますので 親切心でいちいち出向いて説明するよりも 「HPのこの辺りを見て♪」っていうことのほうが親切では?と思うからです。 M社さんのHPは、「排水計算システム」があって便利ですし S社さんのHPは、勾配ごとの「納まり図」が重宝していますね。。。 HPをみればみるほど、各メーカーさんがどこに重点をおいて商品開発しているのか解ります。 だからお客さんからの要望が、どこに重点をおいたものかによって「この辺りを見て♪」を使い分けています。(笑) 皆さんのところでは、新たな商品を進める方法としてどんな手法を用いていますか?
0
Commented
by
torimie at 2007-04-22 18:50
★能登ざるさん
>シェア的に・・・ 当地でも、S社かM社ですね。まだまだ丸樋の需要が高いです。 理由は明白。安いから。これだけです。 排水能力やデザインからいえば、デザイン角樋に勝る物はないはずですし、 貴地方に比較しても、当地方のほうが排水能力に着眼すべきなのですが、 なかなかそうはいきませんねー >メーカーさんのHPを進めています・・・ それは良い方法だと思います。 お客様も多くはインターネットを利用しているようですので、 このアピールは結構効くと思いますよ。 ただ、個人の大工さん相手だと、逆な面になったりしますけど。。。。(困
|
ご案内
記事のご案内
最新の記事
記事ランキング
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
アクセス解析
フォロー中のブログ
ぽっとの陽だまり研究室 かきなぐりプレス ナイアガラ珈琲焙煎所 化猫堂(仮本舗) 日々奮闘!ブリキン日記 つながっているこころ 宮村浩樹のブログ 大阪市で金属屋根工事をし... [11+11] + (o... 86chanの作ってみたゎぁ 岡山県板金工業組合のブログ 邦邦の活動 かさこ塾かさこブログ2ち... 板橋の屋根屋 小林瓦店ブログ はなっちの音日記
勝手にリンクの類
タグ
屋根(1869)
外壁(1484) 屋根雨漏りのお医者さん(R)(1439) 家族(1201) 雨樋(832) 水切り(792) 青年部(648) 健康(377) シーリング(317) 屋根雨漏りのお医者さん(216) 道具(188) ウェブサイト(162) SHで撮影(138) スカイライトチューブ(138) サイディング(115) 周辺機器(103) 防水(93) 塗装(66) 小町(49) 行政(39)
ライフログ
ファン
ブログジャンル
画像一覧
ご案内
お問い合わせ
|
ファン申請 |
||